2012年12月28日金曜日

美東の純和食処“味あい”

 美祢市の美東町の十文字交差点と言えば交通の要衝ではありますが、一帯はのどかな農山村地帯で、付近に食事ができるお店などは殆どありません。
 そんな長閑な地区に、今年4月に純和食のお店がオープンし、なかなかの評判と聞き行ってきました。
 

 場所は、山口市から秋芳、長門方面に向かう県道31号沿いで、十文字交差点を通り過ぎたすぐ左手で、のぼりが目に付きやすいのですぐにわかります。

  店内は余り広くはありませんが、2人がけ、4人がけの8テーブルあり、計24人が座れます。
 私は、開店11時にお店に入りましたが、既にお客様がいっぱいでした。
 中には常連さんも見えてるようで、とっても和やかな雰囲気で落ち着ける感じのお店でした。

  メニューは、お刺身、天ぷら、唐揚げなどの定食が主のようですが、単品もあります。
 私は、お店の名前にちなんだ味あい御膳(お刺身5種盛、天ぷら、焚き合せ、小鉢、香りのもの、汁椀)1、380円をいただきました。
 瀬戸内海産の新鮮なお刺身、熱々の海老てんなどをいただいていると、これは夕方から日本酒などとセットで戴くのがベストだと感じました。


 昼食なら、お刺身2種盛のおすすめ御膳(980円)でも十分堪能できる内容でした。

他に、季節限定の「冬の満腹メニュー」
  国産豚ロース 880円
  鰤と大根煮付け御膳 1、180円
  海鮮生ちらし寿司御膳 1、380円
等もあるようです。
 お近くを通られる方には、是非おすすめの和食処です。

 場所
美祢市美東町真名3165-2    
  08396-5-1508
営業時間
 ランチ  11:00~14:00(L.O.13:30)
 ディナー 17:00~20:30(L.O.20:00)
定休日/水曜日   駐車場あり


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2012年12月27日木曜日

幸せの「黄色い新幹線」に遭遇!


 「ドクターイエロー」と呼ばれる黄色い新幹線、噂は耳にしたことがありますが、今日、何と新山口駅で遭遇できました。
 アッと言う間に私の前を通り過ぎ、まともな写真は撮れなかったけど、ちょっぴり幸せな気分になりました。
 「今日、午前10時25分、新山口駅で会えるよ。」
と、友人からの情報で新幹線11番ホームで待つこと5分、その黄色い新幹線は博多方面から東京方面に向け、轟音とともに走り去って行きました。
「ドクターエイロー」、その正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」と言うそうです。
 試験車はJR東海所有のT4と、JR西日本所有のT5があり、本日のものはT5でした。
 また検査種別は「のぞみ検」と「こだま検」があり、のぞみ検は約10日ごと、こだま検は約3ヶ月ごととか、でも、試験の妨害になるためか時刻表は公表されておらず、ネット上でのマニアの予測時刻表に頼るしかないようです。
 滅多に会うことができない「幸せ号」・・・やはり、幸せってアッと言う間に過ぎ去るものなのでしょうか?

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2012年12月20日木曜日

立ち飲み「兆治」の晩酌セット

湯田温泉でちょっと一杯!をご所望のおじさんなら誰でもご存知、立ち飲み居酒屋「兆治」の“晩酌セット”を紹介します。

牛すじ煮込みと串5本に、中生2杯、焼酎2杯が付いて、2000円ポッキリ!これは本当にお得感が味わえます。

目玉は、もちろん牛すじ煮込みです。
大根、じゃがいも、こんにゃく等沢山の具が、スジ肉と一緒にしっかりと煮込まれています。
汁の味は濃厚でピリ辛、特に寒いこの時期には最高です。
一度食べると、お得感も相まって大抵のおじさんは大ファンになります。



串5本は、煮込みを半分くらい食べ終わった頃に出されます。

飲み物は、おじさんの希望により、ビール、焼酎のどちらからでもオーケーです。
ビールは中ジョッキで2杯、焼酎は芋か麦か、又、湯割り、水割り、ロックなど希望に応じてかなり大きめのグラスで出てきます。
  もちろん、これだけでは少し足りないおじさんには、壁一面にところ狭しと単品メニューが 貼られていました。
 店内はやや狭く、カウンターのみですが、17、8人は座れます。
 1、2人でちょっと一杯、というおじさんから、近くのビジネスホテルにご宿泊のビジネスマンさん達に是非オススメのお店です。


 兆治  
  山口市湯田温泉3丁目7-5          
  TEL 083-920-2278
  営業時間 17:00~深夜0:00
  定休日  無休
 ※ 湯田温泉の「松田屋」の裏に当たります。

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2012年12月19日水曜日

メリークリスマス IN FUKUDA 2012

       宇部にあるキッチンFUKUDAからのクリスマス企画!
          
     期間 12/22・23・24.25の四日間
         (一日7組18名様限定)
     クリスマスディナー お一人 5,000円
         
         ●ズワイガニとグレープフルーツのグリーンサラダ
     
     ●FUKUDAの前菜盛り合わせ
         
         ●ほっこり甘い安納芋のポタージュスープ
     
     ●ピッツァ ボロニャー風

         ●九州産霜降り黒毛和牛のステーキ バルサミコソースで
     
     ●パスタ オマールエビのトマトソースのリングイネ(楕円の太麺)
          
         ●クリスマスデザート 2012
     
     ●コーヒー 紅茶

上記の基本コースのご予算や日付等は、相談に応じて頂けるようです。
 ※24日はアラカルトの提供を中止し、コースのみ提供されるようです。

      是非!ご参考までに・・・尚、お早めのご予約をお勧めいたします。


          


          
       宇部市西岐波4335-5
       (190号線沿いめがねモリモトの隣り)

       0836-51-3930
       11:30-13:45(14:30)
       18:00-21:00(22:00)
       定休日/火曜日
          

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2012年12月11日火曜日

からあげ定食人気NO1 やまむら

「人気NO1と聞けば行かなきゃ!!」  と
美東町真名を目指して行ってきました。

そのお店は“お食事処やまむら”、小郡から美祢に延びる県道28号の湯の口の交差点(三差路)を左折し、約1km進行すると左手の道路沿いにあります。

お店は昔ながらの外観ですが、中に入れば外観からは想像出来ないくらい広々としており、禁煙、喫煙席、テーブル席、お座敷と分かれています。

早速、人気の唐揚げ定食 並(930円) を注文しました。
唐揚げ定食には特上(1,580円)もあり、これにはお刺身が付いているようです。
それに、ご飯&唐揚げは大盛り注文もできます。

メニューも幅広く、うどん、丼などの単品のほか、様々な定食がありました。

私がいただいた・・・並の唐揚げ定食。

なんと!熱々の唐揚げが7個もお皿にのっていて、そのボリュームにまずビックリ! (゚o゚;;

タレは特性のコクダレ(酢醤油に練りからし)。


口にほうばると、カリッとしているのにジュウーシーで柔らかく、塩加減もほどよく、皮まで美味しく頂きました。

さらに、小鉢、サラダ、味噌汁まで付いていて、美味しいけど食べきれません!
 
※ 全部食べられない方には、持ち帰りもタッパも下さいます。


店内は、老若男女問わず席は満席!ヤッパリ噂どおりの定食屋さんでした。













場所
  美祢市美東町真名2256
  ☎ 08396-5-0413 
  営業 11:00~14:30  17:00~20:30  
  火曜日定休(祝日の場合は翌日)


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2012年12月10日月曜日

湯田温泉の隠れた「日帰り温泉」“セントコア山口”

 またまた寒い冬がやってきました。
 この時期には何と言っても「温泉」が一番ですね。
 と言うわけで、今日は湯田温泉にある隠れた“日帰り温泉”を紹介します。


 湯田温泉は湯量が豊富で、温泉宿も沢山ありますが、気軽でかつ安く日帰り温泉を楽しめる施設は・・・そう多くはありません。
 これまでも紹介してますが、銭湯的なものは「亀の湯」と「新清水湯」(各390円)、入浴専用施設「温泉の森」(1,000円)などがあります。
 その他、宿泊施設が正式に日帰り温泉として営業しているものに、山水園(1,600円)、西の雅・常磐の「湯の町クラブ」(1.000円)、「ホテルかめ福」(800円)、「梅の家」(800円)、「小てる」(400円)、「かんぽの宿」(500円)、「喜良久」(500円)、「プラザホテル寿」(400円)等があります。
 また、特定の時期に入浴券を購入する必要がある温泉としてホテル松政の「千人湯」(700円×5枚綴り)があり、その他のホテルや保養施設などは、宿泊や宴会等の利用者のみが入浴できるというわけです。

 ところが、公立学校共済組合保養施設である「セントコア山口」は、知る人ぞ知る日帰り温泉なのです。セントコア山口は、実は入浴券をいつでもフロントで購入できるわけです。(ただし、12枚綴り5,000円を一度に支払う必要はあります。)

 1回の入浴代金わずか416円余りで、大浴場、露天風呂、水風呂、サウナ等が楽しめ、もちろん洗剤なども揃っています。
     ※ 25年4月1日~入浴料値上げ 12枚綴り~6,000円に!

 私が特に気に入っているのは、いつも入浴客が比較的少なく、お湯もヌルめでとにかくゆっくりと入浴でき、身体の芯から温まることができることです。
 この特ダネ情報で一気に利用者が増えても困りますが、結構常連の利用者もあるようですよ。

セントコア山口
  山口市湯田温泉3-2-7  083-922-0811
    ※ 保養施設である「翠山荘」「防長苑」等の近くです。
 入浴時間~午前11時~24時(火曜日~16時から)
    ※ 修学旅行等、特に団体の宿泊者がある場合には入浴出来ないことも、たまにあります。










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2012年12月5日水曜日

鞍馬天狗のモデルとなった長州藩士の墓


鞍馬天狗/嵐寛十郎(1936年)

   「鞍馬天狗」は大佛次郎の時代小説です。「鞍馬天狗」を名乗る幕末勤王の志士があの頭巾姿で縦横無尽に活躍するさまに多くの読者が引き込まれ、また、嵐寛十郎扮する映画にもなり大ヒットしました。     
 その、鞍馬天狗のモデルとなった人物は、幕末に活躍した美東町長登生まれの長州藩士「福原乙之進信冬」とのことであり、しかも彼の墓が長登の常福寺境内にあると聞きビックリしました。                    

 美東町文化研究会発行の「ぶんかねっと」に、次のとおり紹介されています。

 「大佛次郎(おさらぎじろう)の小説「鞍馬天狗」は、幕末に活躍した「福原乙之進信冬」がモデルともいわれています。普段は倉田典膳(くらたでんぜん)と名乗っていますが、「倉田典膳」は、乙之進は、長登の福原家(萩藩五十石取り)の長男として生まれましたが、維新の動乱期には久坂玄端らと、長井雅楽(ながい・うた)の暗殺を謀ったり、高杉晋作らと英国公使館を焼き討ちしたり、志士間を奔走し、倒幕の策を議して最後は志半ば27歳で自刃しました。久坂玄端も慟哭し、彼の死を惜しんだそうです。
鞍馬天狗の原作者大仏次郎先生が来町された際、この「福原乙之進」が、鞍馬天狗のモデルとしてはもっとも有力な人物の一人であると言われたようです。」

 本日、常福寺を訪れるとちょうどご家族のご不幸で、住職から話をきくことはできませんでしたが、お墓の確認と写真を撮らせていただき、後で近所の長老から少し話を聞くことができました。墓は本堂に向かって左方にありました。


 




 常福寺全景
      及び本堂
 

                            
  











 それによりますと、福原乙之進の生家は常福寺の少し北方にある「長登のしだれ桜」の更に北方にあたり、もともとそこに墓もあったようです。
 しかし、既に福原家が絶家となり、そこには現在、小郡・萩道路が開通しています。

そこで、福原家が常福寺の檀家だった関係で、今から十数年前に墓が常福寺境内に移転されたとのことでした。
 

 ※ 常福寺その他において、こうした説明板等は全くありませんが、地元では昔か  ら言い伝えられているようです。

 なお、墓所は東京都世田谷区の松陰神社にもありますが、彼が江戸赤坂の刈谷藩邸内で倒幕を密議中に襲撃されて自刃していることから、直接葬られたのは現在の東京だということです。

常福寺所在地
〒754-0213 山口県美祢市美東町長登481
 
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2012年11月30日金曜日

鶴岡八幡宮所蔵の硯は、やはり“赤間硯”か!


 先般、山口県が誇る伝統的工芸品「赤間硯」について紹介しましたが、お話を伺った日枝陽一さんによりますと、「1191年に源頼朝が鎌倉の鶴岡八幡宮に奉納した硯が、石の色から赤間硯であったと言われている。」とのことでした。
 私は、実は11月23日に、鎌倉観光の機会を得て鶴岡八幡宮に参拝しました。
 その際、境内にある国宝館で期間限定の古神宝展が開催されていたので入館したところ、展示品の中に、まさにその「源頼朝が鶴岡八幡宮に奉納した赤間硯」と思われる
   国宝「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」(まがきにきくらでんまきえすずりばこ)
が展示してあるのを見つけました。
 これはもしや、と思ってじっくり見てみると、ガラスケースの中であり手にとって見ることはできませんが確かに硯の色が赤く見え、興奮を覚えました。
 (写真を撮影することは出来ず、ネット上に公開してあるものです。この写真では、硯 は黒く見えますが・・・・)
 そこで、国宝館の職員や学芸員に尋ねましたが、どこの硯か認識されておらず、やむをえず、鶴岡八幡宮社務所で尋ねてみました。
 社務所の責任者の方が出て来られ、説明されたところによると「確かに硯の色は赤い。」
との証言を得ることはできましたが、それが赤間硯だと断定はされませんでした。
 社伝によると、源頼朝公が後白河法皇より下賜されたものを、鶴岡八幡宮に奉納したとされているとのことですが、あるいはその後すり替えられている可能性もあり、この硯が当時のものとの確証はない・・・との話でした。
 しかし、私は自分の目で硯の色を確認し、鶴岡八幡宮の方にも「硯の石は赤い」との証言を得たことで、少なくとも現存する硯は「赤間硯」だと確信した次第です。
 帰県して早速、赤間硯作家の日枝陽一さんにも報告し、喜んでいただいたところです。

                    鶴岡八幡宮(鎌倉)

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老舗三春堂の“シュークリーム”

三春堂と言えば、創業明治36年の老舗店、川棚まんじゅうが有名です。
ところが、和菓子だけではなく、洋菓子シュークリームも美味しく、特に女性に人気と聞きましたので、足を運んでみました。



ショーケースにはおまんじゅうや、洋菓子が沢山並び、みんな美味しそうなので一つずつチョイスするのも良いかもしれませんね~。





ところで・・・・
こちらが一番人気の “瓦シュー ” 1個140円

ふわパリッとしたパイ生地に似た皮の中にカスタードクリーム&生クリームをブレンド。






こちらは “青龍の卵シュー ” 1個130円

皮はややカリッとしていて、カスタードクリーム&生クリームをブレンド。
ネーミングも可愛いですね。




そして、“三春堂特性シュークリーム”  1個120円

こちらは、柔らかい皮にカスタードクリームが馴染み、どなたにも好まれるようです。
 特性にしてはお値段もリーズナブル。





みな美味しく頂きましたが、どのシューにも個性があり、まさか瓦をイメージさせたシューがあるなんて驚きでした。

※川棚まんじゅう
  (しっとりとした皮に北海道産うずら豆を使用した自家製の白餡)

お立ち寄りの際は、是非!和菓子&洋菓子、お土産にいかがでしょうか。

      (お店は、川棚温泉駅交差点から約2km西進した川棚温泉街)



下関市豊浦大字川棚5134
083-772-0059
駐車場有り




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2012年11月20日火曜日

当店一番人気のデミオムライス

とろとろ半熟卵のデミオムライスが美味しいと小耳に挟んだので、北浦街道(191号線)を下関に向かい豊洋台の交差点より100㍍先左手にある「四つ葉のクローバー」に行ってきました。

店内は極めて明るく、お座敷と掘りごたつ式があり、落ち着ける和の雰囲気です。

そしてこちらがお勧めのデミオムライス→
熱々のオムライスにスプーンで一口!
とろとろの半熟卵にほんのりとした甘さのあるソースが口の中で優しく絡み合い何とも絶妙で、成る程~評判通りの自慢のデミグラスソースにうなずけます。
その美味しさに、最後まで飽きさせない満足させていただいたオムライスでした。
(セットは珈琲が付いて900円)

※もう一つの人気メニュー
デミグラスハンバーグ・・・  800円
          セット・・・1,050円
(12種類の食材とスパイスを合わせ、柔らかくジューシーに仕上げ)

洋食メニューも豊富でありながら、パスタ、ピザ、単品、焼酎やワインも置いてあり、夜は居酒屋の雰囲気も楽しめそうですね。

北浦街道をお通りの際は、是非!お立ち寄りされてみられては・・・



下関市豊浦町厚母郷916-2
083-774-4688
12:00~14:00
18:00~23:00
定休日/木曜日
駐車場有り



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2012年11月13日火曜日

「どじょう森様」って、何?

  美祢市美東町、綾木小学校前の国道490号沿いに、「どじょう森様」なる案内板が立っています。
  そこを通るたびにいつも気になっていましたが、このたび自分の目で確認してきたので紹介します。
 国道から案内標識に沿ってやや細い道を2、300m入ると、立派な案内板と5,6台は十分な駐車場も完備された所に到着します。










  すぐ傍に小さな鳥居とかなり急な細い石段があり、息を切らして約50mくらい昇って昇ってみると、木立の間に小さな社がありました。
 手前には、由来の説明板があり、それには次のように詳しく説明があり、なるほど・・・と納得させられました。

  社は畳10畳程度の小さなもので、周囲に囲いの戸などはありませんが、鴨居の上にはどじょうの絵を描いた紙が沢山貼られており、多くの人がお参りに来ていることがうかがわれました。      







所在地(問い合わせ先)
〒754-0212 山口県美祢市美東町綾木柿木原 河内神社
TEL:08396 -2-0791
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2012年11月6日火曜日

ドイツ菓子のお店 エーデルシュタイン

 大きな栗が丸ごとパイ生地で包まれた、この季節ならではのまろんパイを求め、山口市嘉川の「エーデルシュタイン」に行ってきました。

  こちらまろんパイは、県産で大粒のわせの栗を、自家製のマロングラッセとパイ生地で包み込んだ、しっとりとした美味しさが定評のお菓子です。

 商品は9月中旬~12月までの季節限定品で、栗が無くなり次第終了~との事。

 この他に、ほど良い甘さの「嘉川シューロール」も人気の品で、どちらも、手土産にとっても喜ばれること請け合いです。

 そして、店内には気になる・・・ジェラートケースがありました。

 こちらでは、イチゴ、桃、ブルーベリーと言った旬の素材を生かしたシャーベットも人気のようです。

           ※山口嘉川まろんパイ   300円
           ※嘉川シューロール   1,380円
           ※自家製ジェラート各種   300円
           ※ドイツケーキ各種   


          




           山口市嘉川4675-22
          (営)月~土 9時~19時
              日.祝 10時~19時
          (休)水曜日
             駐車場有り
 

  ※ 場所は、小郡から宇部に向かう県道335号(旧国道2号)沿い左側で、
やすもと歯科医院の斜め前にあたります。


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長登銅山~東大寺大仏鋳造に利用された理由!

 美祢市美東町長登に、「長登銅山跡」があります。







 この銅山は7~8世紀初頭から銅の産出を始め、昭和35年に閉山されるまでの長きにわたり多くの銅を産出しましたが、日本で最も古い銅山と言われています。

 ところで、東大寺の大仏にはこの長登銅山の銅が使われており、ここは「奈良の大仏のふるさと」として有名ですが、なぜ奈良から遠く離れた地の銅が選ばれたのでしょうか?
 その点に疑問を感じて調べてみたところ、なるほどと思われる理由がわかりました。

 その理由は、長登銅山の銅の「質」にあったのです。
 つまり、長登銅山の銅には

  ○ まず一つは、ヒ素の含有率が非常に高く、他の銅山の100倍以上であり、
   ヒ素が多く含まれると溶解温度が下がり、鋳造作業がやりやすかったこと
  ○ もう一つは、秋吉台の近くから理解できるように石灰質を多く含んでいる
   ため、鋳型に流し込む場合に粘りけを弱め、やはり作業がしやすかったこと
という科学的根拠があったわけです。
遠い昔のことですが、実にすごいですね。

 なお、長登銅山の銅を使用したという事実の証拠としては、

    ○ 正倉院所蔵の古文書の中に長門国から奈良まで銅を運搬した方法や
   量等が具体的に記録されていること
    ○ 昭和63年に大仏鋳造用の青銅が発見され、それを分析した結果、長登
  銅山の銅であることが裏付けられたこと
と言うわけです。

 なお、長登(ながのぼり)という地名の由来に、地元では昔から奈良登り(ならのぼり)がなまったものとの言い伝えがあったようですが、これも見事に裏付けられました。

 現在、長登銅山の坑道跡や付近の精錬所跡などは国指定史跡としてよく整備され、子供たちでもよく学習ができる文化交流館もできています。(下記HP参照)
  山口県民として、ぜひ一度見ておく価値がある旧跡のひとつです。

場所
 山口県美祢市美東町長登610番
  TEL/FAX  08396-2-0055
    http://www.c-able.ne.jp/~naganobo/

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2012年11月1日木曜日

イタリアンカフェ&レストラン「エッグ パスタ」

山口市阿知須で自家製焼きプリンのお店がありましたので、ご紹介いたします。
190号線を宇部に向かう途中、(阿知須サンパーク手前右)に、イタリアンカフェ&レストラン「エッグ パスタ」という大きな看板が目につきますので比較的分かりやすいかと思います。

駐車場はとっても広く、店内は木目調で、長時間座っていても飽きさせない感じで好感持てました。

特におすすめデザートは2品あるようです。
自家製焼きプリン
(卵白を使わない濃厚な味わいでじっくりと焼き上げたプリン)
カタラーナ
(中は生クリームのねっとりとした濃厚な味、表面はカリカリとした香ばしい香り)
単品デザートは他に、シフォンケーキ、チーズケーキ、ガトーショコラがあり、お値段はALL380円で頂けます。
今回はお得なデザートセット650円(デザート+飲み物)を注文。

想像していた表面のカラメルのパリパリ感は・・・無く?
それでも中身はふわっとなめらか、甘さ控えめな濃厚な美味しいお味に、ついついペロッ!とたいらげてしまう程、至福の一時を一緒に味わう事ができました。







次回は、イタリアンメニュー、種類豊富なパスタ&ピザをゆ~っくり頂いてみたいと思います。

          山口市佐山1109-1
          083-989-5588
          11:00~22:00(ラストオーダー)
          駐車場有り

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2012年10月30日火曜日

山口県の伝統的工芸品「赤間硯」


    硯(すずり)と言えば、紙、筆、墨とともに、書道における基本的な用具です。
   しかし現在では、青少年はもちろん団塊の世代でさえ、日常的に筆や硯に親しんでいる人はごく僅かになってしまいました。
 ところで、日本で作られる「和硯」の代表格「赤間硯」が山口県宇部市で生産されていることは、多くの方がご存じだと思います。
 日本の硯の原石産地としては、山口県宇部市の赤間石のほか、宮城県石巻市の雄勝石、三重県熊野市の那智黒石、山梨県雨畑の玄晶石等が代表的なものです。なかでも、赤間石との雄勝石の二つは百年以上の歴史があり、国の「伝統的工芸品」として指定を受けているものです。 
 経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」とは、
   ①おもにふだんの生活で使われ ②工程のおもな部分が手作り 
   ③伝統的技  術又は技法により ④伝統的に使われてきた原材料 
   ⑤一つの地域で産業として成り立っている
という厳格な要件に合致することが必要で、山口県内では、赤間硯のほか、萩焼、大内塗りの3品目のみで、全国では211品目が指定されているようです。

 そんな貴重な赤間硯の生産地「赤間硯の里」を訪ね、若き作硯家「日枝陽一」氏に会って色々お話を聞いてきました。
   赤間硯の里は、宇部市大字西万倉(旧楠町)の岩滝というのどかな農山村地区にあります。
 

   約50年前、この地区では30戸の民家があり、うち28戸が赤間硯の生産に携わっていたそうです。現在では民家そのものも減っていますが、赤間硯作りに携わる家はわずか4戸のみで、いずれの家も作硯家の高齢化と後継者不足の現況で、日枝陽一氏のみが県内唯一の後継者というわけです。

  日枝陽一氏は、日枝玉峯堂において父である玉峯氏の第三代後継者として育ち、平成5年に東亜大学デザイン学科に入学されました。以後、数々の赤間硯製作に取り組み、主要な工芸展でことごとく入賞を重ねたほか、平成21年には文化庁長官賞(大賞)を、また平成22年には経済産業大臣より伝統工芸品産業奨励賞を受賞されるなど、まさに将来を嘱望された日本工芸会正会員・学術博士・作硯家なのです。

 私が訪ねた時、ご本人とお母様のお二人が作業中でしたが、手を休めて赤間硯が出来るまでの工程や歴史などについて詳しく説明していただきました。
 赤間硯として世に出るまでには、石採り・選別、形作り、縁たて、加飾彫り・荒彫り・仕上げ彫り、仕上げ磨き、うるしぬり等の長い工程がありますが、ほとんどが手作業という難作業ばかりです。だからこそ、出来上がった作品一つ一つに作家の魂が込められており、書道家にとっては生涯の用具として非常に愛着が沸くものだと思います。
 私自身、書道家ではありませんが日常的に書をたしなみ、四~五十年前に入手した赤間硯を今でも愛用しております。この度、日枝陽一氏に出逢い、硯の手入れ方法等いろいろ教えて頂いたことで、なおさら赤間硯のファンになりました。

 若き作硯家・日枝陽一氏の益々のご活躍を祈念致しますと共に、少しでも多くの方に赤間硯を知っていただき、書に親しんでほしいと願っています。

赤間硯の里
   所在地    宇部市西万倉岩滝793番地
   電 話   山口県赤間硯生産協同組合
                 (代表理事:日枝敏夫) 0836-67-0641

宇部観光コンベンション協会
     http://www.ube-kankou.or.jp/sightseeing/detail.php?id=57       参照

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2012年10月25日木曜日

パン工房 夢風車

「夢風車」な~んて素敵なネーミングなんでしょ~♪
パン好きな私は、名前につられるようにこのお店に立ち寄ってみました。


店内に入れば陳列台には可愛い菓子パンや調理パンに眼を奪われ、種類も多く、迷いながら選ぶのも楽しいんな~なんて思う程。




この日はスタッフさん曰く、もう時間的に(PM4時前)随分売れて残り少なくなってますと言われてました。
お値段は9円や1円と言った端数がついてますが、全体的にお安いのでは?と思いました。
失礼ながら、オープン何年目なのかお伺いしたところ、6年目を迎えられたそうです。











上左 
※りんごのデニッシュ/231円
(自家製のカスタードの上にシナモンアップルが乗っていて、今の季節にピッタリ!と言った美味しさ)
上右
※かぼちゃのクグロフ/189円
(かぼちゃのペーストが練りこんであり、優しいお味)
※彩野菜とチキンのトマトカレー/210円
(ブロッコリー、チキン、プチトマト、トマトカレーが入り、ちょっぴりピリ辛パンです)

        偶然立ち寄ったお店とはいえ、また是非行ってみたい!と、
        思わせてくれるお店に出会いました。


周南市政所3丁目10-7
0834-63-2633
定休日/日曜日、第2、第4月曜日
営業時間/AM6:30~PM6:30



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2012年10月23日火曜日

静御前の墓

 先週、佐々木小次郎の遺髪墓を紹介しましたが、隣り町の山口市阿東徳佐に「静御前の墓」もあると知り、同日、訪ねてきました。
                                    ※ クリックすると写真が拡大

 静御前と言えばあの有名な源義経の愛妾であり、絶世の美女として有名ですが、吾妻鏡に関係記述がありはするも義経と離ればなれになった後は全く記録がなく、殆ど伝説の域を出ないようです。 
 ですから、全国に終焉の地や墓が何カ所も存在しますが、そのうちの一つとして「山口市阿東徳佐」にも静御前の墓として伝わるものがあります。


 『吾妻鏡』によれば、源平合戦後、兄:源頼朝と対立した義経が京を落ちて九州へ向かう際、静も同行しますが義経の船団が嵐に遭い、引き返して吉野で義経と別れ京に戻ろうとしました。
 しかし戻る途中に従者に持ち物を奪われ、山中を彷徨っていたところを山僧に捕まり、京の北条時政に引き渡され、文治2年3月には母の磯禅師とともに鎌倉に送られました。
 ところが、同年4月8日鶴岡八幡宮社前で、頼朝に白拍子の舞を命じられた静は義経を慕う歌を唄って頼朝を激怒させてしまいますが、頼朝の妻の北条政子の取り成しで一命を救われました。
 この時、静は義経の子を胎んでおり、頼朝は「女子なら救うが、男子なら殺す」と命じたのち静が男子を産んだことから、その男の子は由比ヶ浜に沈められました。

  その後、9月16日、静と母の磯禅師は京に帰され、憐れんだ政子が多くの宝を持たせたということですが、その後の消息は全く不明です。

 静御前の死については自殺説や客死説等、諸々の伝承がありますが確たるものはまったくなく、いずれにせよ若いうちに死去したとする説が多いようです。

 信じるか信じないかは別として、謎に満ちた伝説の美女の墓が山口県にあると聞けば、やはりこの目で確かめたいと現地に赴き、墓や説明板等を撮影してきましたので、紹介します。



詳細な関連情報及び場所は~阿東観光協会HP を参照
http://www.ato-kankou.org/View/Shizukagozen/

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2012年10月15日月曜日

佐々木小次郎の遺髪墓

 佐々木小次郎と言えば、巌流島で宮本武蔵と決闘して死亡したとされていますが、その後どうなったかは資料がなく、謎に包まれています。
 墓も全国に何カ所か伝説的に残っているようですが、その真偽は不明です。でも、巌流島が下関市ですから、やはり「山口県内のものが最も信憑性が高い」・・と信じたいです。
 と言うわけで、昔から「佐々木小次郎の遺髪の墓」として今に伝わる阿武町福賀を訪ねてきました。
 そこは、国道315号を阿東から須佐方面に進み、阿武町に入って程なく、道路左脇に「佐々木小次郎の墓」と言う案内板が目に入ります。
 更に次の案内板に従って車で1~2分も進み、空き地に駐車して徒歩で200メートル位小径を進んだ森林の中にありました。
                                                                              クリックすると拡大

 山の中の小径ですが草刈り等の手入れがよくされ、参拝者もけっこうあるように感じました。阿武町のホームページに詳しく説明されてましたので以下これを引用します。
 「阿武町大字福田下、小字を小沢津といい、その山あいを寺ヶ浴と称します。ここは、慶長年間あるいはそれ以前から真言宗・正法寺という古寺がありました。
 巌流島の決闘(慶長17年(1612年)4月13日)で敗れた佐々木小次郎の妻ユキはキリシタンの信者でした。当時懐妊中のユキは小次郎の遺髪を抱き、折柄厳しいキリスト教の禁令により多くの信者とともに山陰の地に安全な居所を求めました。
 ユキは、この地の正法寺に身を寄せ剃髪して尼となり、夫・小次郎の冥福を祈り菩提を弔うために墓を建て、その墓のすぐ下のお堂というか庵で一生を終えたといわれています。この庵は正法寺が太用寺に移った跡地に、ユキ尼が小さい庵を建てたとも言われています。 我が子に対する因果応報の絆を断ち切るために、小次郎の名を「古志らう」と変えて墓に記したとの言い伝えです。 小次郎の墓と並んで佐々木姓の墓が多くあり、今も佐々木姓を名のる家が地区内に数軒有り、末裔かとも言われています。 小次郎の墓の上の段には六面石 一基があり、妻ユキが信じていたバテレン墓と思われます。その隣りには粟屋元吉公の墓がありましたが、昭和53年に太用寺の境内に移されています。











阿武町のホームページ
http://www.town.abu.lg.jp/kojiro/index.html


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