龍福寺は、大内義隆の菩提寺として16世紀中頃、毛利隆元により山口市
の大内氏館跡に建立された。
明治14年に火災により本堂が焼失したため、大内氷上にある大内氏の
氏寺、興隆寺の釈迦堂が移築された。
今回の工事では、龍福寺本堂の重要文化財としての価値をより高める
ため、創建当初の興隆寺時代の様式に復原することとされ、平成17年7月
から約7年かけて工事が行われたがこのほど完成し、平成24年4月20日
に竣工式が挙行された。
生まれ変わった本堂は、写真のとおり見事
な檜皮葺きとなり、流れるような曲線美が
青空に映えていた。
なお、龍福寺本堂は昭和29年9月17日に
指定された国指定の重要文化財で、山口市
大殿大路字竹原地内にある。
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