2014年8月19日火曜日

ジャンボタニシで、田園の風情は台無し!

「ジャンボタニシ」という生物をご存じだろうか?

そのジャンボタニシは、写真のように見た目は日本の古来のタニシと大差は無いように思えるが、
日本のタニシよりだいぶ大きい。そして、触ってみると、日本のタニシは殻がかなり堅いが、このジャンボタニシは殻が薄く、簡単に潰れてしまう。

それはともかく、本日の情報は「おもしろ情報」には似つかわしくないかもしれないが、田舎に育った中高年の嘆きとしてぜひ聞いてもらいたい。

と言うのは、このジャンボタニシは稲の苗など柔らかい植物を食べて育つらしく、そのタマゴが写真のとおり「鮮やかなピンク色」で、日本の田園には全く似合わない代物なのだ!

しかもそれは、水中では孵化できないらしく、水面から上の植物の茎やコンクリート壁などに産み付けられる。
山口市では、今、ちょうどイネが育つ最中であるが、田んぼにも水が少し残っている状態だ。
そんな中、あちこちのイネの茎に写真のような状態が現出している。
ある程度大きくなったイネは堅いため、これが食害にあうことはないとのことだが、とにもかくにも、この気色の悪いピンクの卵が、日本の田園風景を台無しにしている。
何とかならないものだろうか?


このジャンボタニシは、原産地は南アメリカとのことだが、正式名をスクミリンゴガイと言い
世界の侵略的 外来種ワースト100リスト選定種の1種にもなっている、悪名高き生物なのだ。

これは、今から三十数年前、食用にするために台湾から長崎県と和歌山県に持ち込まれたのが最初らしい。
その後、数年のうちに日本の殆どの都府県に養殖場が設けられたが採算が取れず、1984年には有害動物に指定されるも時既に遅く、瞬く間に野生化して全国に広がってしまったとのことだ。

このジャンボタニシは、食用に選ばれた経緯からみても、人間様の食料としてはともかく、鶏やカモ等鳥類の餌としては充分活用できるのではなかろうか?

県や市の農業担当課やJA等におかれては、この駆除方法や活用方法などを真剣に考えていただきたい。


会員紹介:オノダイシマツ(山陽小野田市大塚団地 0836-81-1275)

レンタカーのご要望は、山口県レンタカー協会加盟店へ
    http://www.yama-rentcar-kyokai.jp/ 


 

1 件のコメント:

  1. 書き込みから失礼致します。

    私テレビ東京の番組を制作しております株式会社huの弦巻と申します。

    突然のメールで申し訳ありません。


    現在弊社で制作をしております番組内で
    日本在来系統が明らかになったジャンボタニシの画像を
    使用させていただきたくご連絡させていただきました。


    使用したい画像は
    http://yama-rentcar-kyokai.blogspot.jp/2014/08/blog-post_19.html
    に掲載されているジャンボタニシの卵の画像を使わせていただきたいです。

    番組内容等はメールでさせていただきたいので下記に載せさせていただいたアドレスに返信させていただけたら幸いです。

    突然で申し訳ありませんがよろしくおねがいいたします。

    株式会社hu
    弦巻陽平
    background515@gmail.com

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